大きい窓のある部屋には、たっぷりと太陽光が差していた。部屋の主は布団と毛布を無意識に手繰り寄せて、何もすることのない休日に貪る眠りを満喫している最中だ。時折目を覚ましては、窓の向こうに広がる青空と遠くに動く飛行機かなにか […]
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微睡みに
小説FF14 -
かげおくり
小説FF15あそこで見送った背中は、まるでいつも通りだった。 また明日と声をかけた、学生の頃のあの背中のように見えた。朝靄の中グラディオと走って消えていくのを、重たいまぶたをうすら開けて見送ったあの背中のようだった。しばらくしたら気 […]
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卒業日和
小説あんスタ隣の座席に放り投げたスマホの画面が点灯し、メッセージアプリの通知が届いた。日和がEdenのSNSアカウントを更新した旨の発言に、茨からの謝辞が間髪なく入ったのを少し焦った気持ちで眺める。 季節は春。ジュンの乗った車は、玲 […]
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イライジャ・カムスキーとの出会いについて
小説DBH「こんなに素晴らしいアートがうちに来て頂けるのです、是非お礼をさせてください」 両手を拡げて楽しそうに話す眼前の男はこう言った。 大袈裟に盛り上がった競りで勝ち取った末とはいえ、その絵には、自分が注いだ労力と比べても十二 […]